白内障 日帰り手術 緑内障治療は佐賀市の眼科「さの眼科」へ

Sano eye clinic
0952-20-1313

さまざまな目の病気
網膜硝子体・ぶどう膜疾患
飛蚊症
Eye floaters
飛蚊症とは
目の前に虫や糸くずなどの浮遊物が飛んで見える場合があり、視線を動かすと一緒に移動しているように感じられます。
飛蚊症の原因
生理的なものと病的なものがあり、病的飛蚊症の場合は原因を取り除く手術やレーザー等の治療をする必要があります。
生理的なものは加齢に伴い、硝子体はゼリー状から液状への変化し、硝子体は次第に収縮して網膜から剥がれます(硝子体剥離)。このような変化が飛蚊症の症状をもたらします
<飛蚊症の原因>


飛蚊症の検 査
飛蚊症だと自覚したら眼科を受診し、放置してもよいかどうか検査を受けてください。
目の前を飛ぶ浮遊物の形が変わったり、急に数が増えた場合は要注意です。網膜剥離や出血の可能性があるので早めに眼科で検査を受けてください。
眼底にある網膜の状態を詳しく調べる眼底検査や視力や眼圧(目の固さ)も検査し、目の中の硝子体や目の奥の網膜に異常かないか検査します。眼底検査をする場合、目薬をさして瞳孔を開きます。まぶしくて近くが見えない状態が約5~6時間続きますが、自然に戻ります。検査の後は、車の運転ができませんし、ピントが合いにくくなるので書き物をするのもお控えいただきますようお願いいたします。
糖尿病網膜症
Diabetic Retinopathy
糖尿病網膜症とは
糖尿病の合併症の1つで、糖尿病による高血糖とそれに伴う代謝異常によって、網膜の血管が損なわれる病気です。
糖尿病の患者さんの血液は、糖が多く固まりやすい状態になっているため、血管に負担がかかり、血液の流れが悪くなってきます。こうして起こる病気が糖尿病網膜症です。
糖尿病網膜 症の症状
糖尿病網膜症で注意するべき点は、自覚症状がなく、患者様ご本人が気づかないうちに進行してしまうことです。進行するに従って、視野のかすみ、視力の低下、飛蚊症などの症状が現れます。

網膜静脈閉塞症
Retinal vein occlusion disease
網膜静脈閉塞症とは
網膜の静脈が詰まって、血流が停滞することによって発症します。 充分な血液が流れなくなると、網膜は正常に機能しなくなり、視界がぼやけたり、視力が低下するなどの症状を引き起こします。
網膜静脈閉塞症には、2つの種類があります。
細い静脈がつまったのが「網膜静脈分岐閉塞症」
太い静脈がつまったのが「網膜中心静脈閉塞症」です。
網膜静脈閉塞症の症状
血管の詰まる部分によっても症状は違ってきます。一般的に症状の現れ方はゆっくりで、全く自覚症状がない方もいれば、視力低下や視野欠損などの症状が現れる方もいます。
進行すると視力低下や視野が欠ける、目がかすむ、物が歪んで見えるといった症状が現れます。

<網膜静脈分岐閉塞症>

<網膜中心静脈閉塞症>

網膜静脈閉塞症の検査
眼底を詳しく観察して出血の状態等を調べる精密眼底検査と、血管に造影剤を入れ眼底を検査する蛍光眼底検査があります。
網膜静脈閉塞症の治療
早期には、つまった血液(血栓)を溶かす薬や、血液の凝固を防ぐ薬などを用いて出血の吸収をはかります。新生血管による再出血の危険がある場合には、レーザー凝固治療を行って、再出血を予防します。
加齢黄斑変性症
Age related macular degeneration
加齢黄斑変性症とは
加齢により、網膜の中心部である黄斑が変形するものです。ものがゆがんで見えたり、ぼやけて見えたり、見たい部分が黒く見えたりします。

<目の構造イメージ>

黄斑部拡大図
眼球断面図
加齢黄斑変性症の原因
加齢黄斑変性症は2つのタイプに分けられます。
滲出型
脈絡膜から異常な血管 (脈絡膜新生血管)が生えてくることによって起こるタイプです。進行が早く、視力低下によって車の運転や読書など日常生活の質に影響します。さらには、悪化すると失明にいたることがあります。適切な治療が必要となります。
萎縮型(非滲出型)
黄斑の組織が加齢とともに萎縮してくるタイプです。
今のところこれといった治療法がないのですが、萎縮部分が中心窩にかからない限り、高度の視力障害には至りません。ただし、滲出型に変化することがあり、定期的な通院で経過を診ていくことが不可欠です。
滲出型加齢黄斑変性症の自覚症状
加齢黄斑変性症では網膜の中心部である黄斑が障害されるので、ものを見ようとした時に視野の真ん中が影響を受けます。進行とともに次のような症状が現れます。




